AI の活用

NotebookLMで論文を読む:できることと、できないこと

NotebookLMに論文PDFを入れて要約や質問をする手順を説明します。引用元が示される仕組み、扱えるファイルの上限、そして論文を探す用途には向かない理由も書きます。

この記事は AI を使って下書きし、公開前に人が内容を確認しています。

NotebookLMは、自分で入れた資料だけを読んで答える仕組みです。論文のPDFを入れておけば、その論文の中身について質問できます。一般的な生成AIと違い、答えの根拠になった箇所を示すところが論文を読む用途に向いています。

この記事では、実際の手順と、向く場面と向かない場面を分けて説明します。

何ができるか

論文のPDFを入れたあとにできることは、主に 4 つです。

  • 要約。1 本の論文の要点を並べます。複数入れておけば、全体をまたいだ要約も作れます。
  • 質問。「この研究の対照群は何か」のように、中身を聞けます。
  • 横断の比較。複数の論文を入れて「この 3 本で結論が食い違う点はどこか」と聞くと、差分を並べます。
  • 音声の概要。入れた資料をもとに、会話形式の音声を作れます。移動中に内容を思い出すのに使えます。

手順

  1. NotebookLMを開いて、新しいノートブックを作ります。
  2. 資料を追加します。PDFのほか、Googleドキュメント、テキスト、ウェブページのURLを入れられます。
  3. 資料の処理が終わるまで待ちます。ページ数が多いPDFほど時間がかかります。
  4. 質問を入力します。

論文のPDFは、出版社のページからダウンロードしたものをそのまま入れられます。スキャンした紙の論文は、文字が埋め込まれていないと読み取れないことがあります。その場合は、文字認識(OCR)を通してから入れてください。

引用元が示される仕組み

NotebookLMの答えには、番号が付きます。番号をクリックすると、その答えの根拠になった資料の該当箇所が開きます。

これが重要なのは、答えが合っているかを自分で確かめられるからです。論文を読む作業では、要約が正しいかどうかが結論に直結します。根拠の箇所へすぐ飛べると、要約を鵜呑みにせずに済みます。

ただし、示された箇所が本当にその答えを支えているかは、読む側が判断します。根拠が示されることと、答えが正しいことは別です。

できないこと

論文を探せません。NotebookLMが読むのは、自分で入れた資料だけです。「この分野の主要な論文を挙げて」と聞いても、入れていない論文は出てきません。探す作業は別の場所で行い、見つけたPDFを入れる流れになります。

入れられる資料の数と大きさに上限があります。上限はプランによって違い、変わることがあるので、公式のヘルプで最新の値を確認してください。数百本の論文を一度に入れる用途には向きません。

引用文献の書式を整えられません。参考文献リストを作る用途には、文献管理ソフトを使ってください。

向いている場面と、向いていない場面

場面 向いているか 理由
読む論文が 10 本前後に決まっている 向いている 上限に収まり、横断の質問に答えられる
長い論文の該当箇所を探す 向いている 根拠の箇所へ飛べる
分野の全体像をつかむ 向いていない 入れていない論文は出てこない
参考文献リストを作る 向いていない 書式を整える機能がない
数百本を一度に扱う 向いていない 資料の数に上限がある

探す作業とつなぐ

NotebookLMに入れる 10 本を選ぶまでが、実際には時間のかかる部分です。その部分は別のツールで済ませて、選んだPDFをNotebookLMに渡す形になります。

Litlasでは、論文を検索して、引用のつながりを図でたどれます。 1 本の論文から引用している文献と引用されている文献の両方へ進めるので、分野の中心にある論文に届きやすくなります。選んだ論文はメモ付きで保存できます。無料プランはカード登録なしで今すぐ使えます。

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探し方の手順は卒論の先行研究の探し方にまとめました。選んだあとの読み方は3 回読む方法が参考になります。

まとめ

NotebookLMは、手元にある論文を読むためのツールです。根拠の箇所を示すので、要約が正しいかを自分で確かめられます。一方で、論文を探すことと、参考文献の書式を整えることはできません。探す作業と書く作業は別のツールに任せて、読む部分だけを任せると、無理なく使えます。